スウェーデンのデザイナーLisa Larsonのスタジオ製作の大きなカップ＆ソーサーです。Lisa Larsonは動物や人物のフィギュアで知られていますが、Gustavsberg社でのキャリアの初期にはテーブルウェアや花器のデザインにもトライしていました。
手書きのはっきりとした絵柄は何かのシンボルのようでもあり、和の文様に通じるものを感じさせます。
このカップ＆ソーサーは資料には出てきませんが、絵柄の感じとタッチから察するに、1964年発表のKAROLINシリーズを製作するにあたって、スタジオで少量が作られたものではないかと思われます。
カップはスープを十分に堪能できるほどの容量です。ソーサーも合わせて立派なサイズですが、カップを受ける段差がありませんので、そのままプレートとしてもお使いいただけます。
おそらく、二度とお目にかかることのできないかもしれない珍しいアイテムです。