フィンランドのガラス美術館で開催中のデザイナー、タピオ・ウィルッカラの展示会「Tapio Wirkkala - a Poet in Glass and Silver」の内容をまとめた書籍です。
撮り下ろされた美しい写真に貴重な当時の資料を合わせて、フィンランド・デザインの2大巨頭の一人と目された巨匠デザイナーの足跡を、ガラスとシルバー作品に特に焦点を当ててあります。　これまでのTapio Wirkkala関連の書籍とは視点が違っていますので、新鮮な新たな気持ちで往年の名作を見ることができます。実際に展示会に足を運んで体験するのが理想ではありますが、この400ページという大著で長い時間を通してTapio Wirkkalaの世界を旅してみるのもいいものかもしれません。