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爪楊枝立てとして作られたものかと思いますが、ちょうど名刺を立てておくことができるサイズですので、キッチン以外の場所でも工夫して使ってみてください。
アメリカの陶芸作家Beatrice Albertが手がけたテーブルウェアシリーズ「Southern Harvest」は40年代の後半に作られ、モダンデザインと秀作として評価されニューヨーク近代美術館(MoMA)にて永久展示品としてコレクションされています。レンガのような赤い素焼きの器に抹茶を思わせるグリーンの釉薬がかけられ印象的です。和の陶器を思わせる雰囲気はあらゆる器と合わせても自然に馴染んでくれると思います。ベージュの釉薬がかかったタイプもあって、2色を組み合わせても素敵だと思います。
時代が古いこともあり現存するものは非常に少なく、今日ではほとんど語られることがないシリーズですが、今手にしてみるとよく考えてデザインされていて、現代のニーズにも対応できる器であることに気付からされます。使い込んでいくと味わいを増すアメリカの器を是非使ってみてください。