フィンランドのデザイナーKaj Franckが1960年代にデザインしたグラスです。手ひらにちょうど収まるくらいの大きさで丸いですので握り心地が良くて、つい手の中で回して遊んでしまいます。胴部分と底部分のガラスはしっかりと厚みがありますが、口に向かって削り取られたように薄くなりますので、唇のあたりはごく自然で使い心地のよいグラスです。又、胴部中程にある段は実は僅かにせり上がっていて手から滑り落ちるのを防ぐ役割と、細くなっていく部分を強調する2つの役割を担っています。カクテルグラスとされていますが、お酒や白ワインをいただくのに良い大きさで、このグラスをコロコロと手のひらで転がしながら時間を忘れて話し込んでしまいそうです。スコッチなんかをやるのにもよさそうですね。
サイズのせいか入手がなかなか難しいグラスですので、この機会を是非お見逃しなく。